目から全身日焼けになる理由と予防について
日焼けによる紫外線対策はお肌だけしっかりしておけば
大丈夫と思っていませんか?
日傘や帽子、手袋で体をばっちり紫外線対策をしている人が
最近サングラスをしていることが多いですよね
まるで芸能人気取り?などと思っていたら
あなたはちょっと情報が古いかもしてませんよ。
大阪市立大学医学部の教授による研究発表によると
紫外線が目にあたると炎症が起き、
この刺激が「紫外線があたった」という信号として脳に伝わって
その結果、脳からメラニン色素を作らせるホルモンがでて
全身を黒くするという実験結果が新聞に掲載されました。
脳は賢いのか賢くないのか、
目がうけた紫外線でからだ全体のメラニンが作られるなんて
迷惑なはなしですよね。
でも、そうなるといままでの日焼け対策+サングラスという
かっこうになり、完璧にUVケアをしている人はやはりお忍びの芸能人ふうになってしまうのでしょうか?
調べてみると、サングラスの色が濃い=紫外線をカットしている
わけではないことがわかりました。
濃い色のサングラスはまぶしくなくなるだけで、
紫外線カットの役割はしていないのです。(これも衝撃!)
パソコンのブルーライトカットめがねと同じと考えると
わかりやすいんですが、
しっかり紫外線カット加工がしてあるサングラスなら何色でも
その役目をはたしているのです。
またややこしい話ですが、サングラスは色の濃いものを選ぶと
瞳孔がもっと光を入れようとして、大きく開いてしまい、
より多くの紫外線をあびてメラニンの生成を多くすることに
なってしまうのです。
要するに夜の暗闇のなかの目の状態が
黒いサングラスのなかと同じということ。
まとめると、目から紫外線が入ると肌が黒くなることがあるので、
完璧に日焼けの対策をするなら、帽子または日傘、手袋、手足を
覆う長さの服とサングラスということになりますね。
こうすることによって、目はなにもしない時より9割程度
紫外線がカットされるのだそう。
早速紫外線カット効果のサングラスを買いにいきたいですね。
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外国人のおとなも子どももサングラスするのはなぜ?
外国人は大人も子どももサングラスをしいているけれど
あれは紫外線と関係があるのでしょうか。
奈良県のある眼科医によると白人は虹彩(瞳)の色が薄いために
サングラスがないとまぶしいのだそうです。
日本人は茶色の瞳で青色より光を通しにくいので
欧米人より眩しさを感じないのです。
反対に暗いところではブルーの瞳のほうが見えやすいそうです。
だからアメリカやヨーロッパの家の中や街頭、オフィスにいたるまでぼやっと優しい照明が多く使われています。
反対に日本では蛍光灯を何本も使用し、煌々と明るくしています。
でも必ずしも目のせいだけではなく、民族性とか好みによるところもあります。
ただ、欧米人が日本の建物で過ごす際、蛍光灯に照らされる室内を
まぶしくてリラックスできないということも少なくないようです。